煙草が眼に及ぼす影響とは?以外と知られていない眼球と煙草の悪い関係性

煙草を吸うとかかる病気と言えば、何を思い浮かぶでしょうか。

やはり定番的な肺がんでしょうか。

それとも、喉頭がんや胃がんでしょうか。

なんなら、血管に関係するもので脳卒中や心筋梗塞といったあたりでしょうか。

 

喫煙が引き起こす病気の代表は、やはり肺・脳などが定番です。

喫煙を行うと、肺がんや脳卒中などといった怖い病気を思い出す方がほとんどかと思います。

海外で販売しているパッケージにも、肺や歯などの痛々しい画像が貼られているのはご存知かと思います。

しかし、眼の病気を謳うパッケージは極少数です。

海外で販売しているパッケージに限らず、喫煙の危険性を示唆するサイトではほとんどが

肺や脳といった臓器です。

 

ですが喫煙と眼に関係することは、ほとんどの人が書いていなかったりするんです。

ですが、煙草と眼にも深い関係性があることをご存知でしょうか?

 

以外と知られていない喫煙と眼の関係性

 

煙草を吸うとかかる目の病気3選

煙草を吸うと、どのような目の病気にかかってしまうのでしょうか?

紹介していきます。

 

1つ目 ドライアイ

ドライアイとは涙の分泌量が少なくなったり、涙の質が悪くなることが原因で、

眼球自体が渇いてしまう病気です。

眼にとって涙とは切っても離せない存在です。

眼の乾燥を防止する役割はもちろん。

外部から入ってきた雑菌を入れない様にしたり、入ったとしても洗浄して流す効果があります。

涙が不足したり、質が悪くなってしまうと…

  • 目のかすみ
  • 充血
  • 目の不快感
  • 目の異物感

などの症状が出てきます。

 

最近だとパソコンやスマホの見過ぎでドライアイを発症する方が多くなりました。

ですがこのドライアイ。煙草も原因の一つだったのです。

 

煙草の煙には、涙を抑制する効果があります。

煙草の副流煙は、非常に度数の高いアルカリ性です。

酸性でもそうですが度数が高ければ、眼の粘膜系に悪影響を及ぼします。

粘膜系が刺激されると涙の分泌量が減り、ドライアイに繋がってしまうのです。

 

煙草の煙以前に、煙は何でもドライアイにさせる!?

煙草の煙が、ドライアイの原因になる…と言ったら

半分本当で半分嘘です。

なぜなら煙草以外の煙でも、目の粘膜系を刺激して涙の分泌量を抑える効果があるからです。

ゴミを燃やした時、焦がした時、焚火の時

これらに出る煙も、同然です。

目に当てれば、眼が痛くなるのは同じですからね。

 

ですが、煙草の煙は毎日目元に煙を当てています。

慢性的な被害にあっているようなものですので、ドライアイの原因となる要因の1つではないでしょうか。

 

2つ目 加齢黄斑変性症

聞いたことがない病気かもしれませんが、とても怖い病気です。

読み方は、「かれいおうはんへんせい」と言います。

私たちが物を見るときに、黄斑という組織が働きます。

 

実は私たちの視力の数値も、この黄斑の働きが示す数値だったりします。

 

この黄斑部分が圧迫されたり、悪い血管が黄斑近くに伸びてくると…

  • 視力の低下
  • 視野の真ん中が歪んだり、暗くなったりする。
  • 色彩の識別が出来なくなる。

などの症状が現れたりします。

 

この黄斑を悪くなったまま放置すると、失明する危険性もあるくらい、重要な組織です。

実はこの病気。加齢を伴うと発症率が高くなってしまう病気なのですが、加齢の原因の他に、もう一つあります。

それが、喫煙です。

喫煙を行うと、内部に活性酸素と言われるエネルギーの燃えカスが発生します。

この燃えカスが眼の視神経にダメージを与えてしまい、眼球自体に大きな負担をかけてしまいます。

すると黄斑にも負担が行き届いてしまい、加齢黄斑変性症になる可能性が高くなってしまうのです。

 

また、黄斑の下の部分にある、網膜色素上皮という組織があります。

網膜色素上皮は網膜の視細胞を維持するための、非常に重要な器官です。

ところが、網膜色素上皮は煙草の煙によって機能を乱し、萎縮させるため、加齢黄斑変性症になる危険性を引き上げていることも分かっています。

煙草を吸う人は、非喫煙者に比べ2.5~3倍程度高いことが分かっています。

更に喫煙本数が多ければ多いほど、発症率が高くなる病気です。

 

40代以上の男性の方で喫煙本数が多い人は、特にリスクが高くなる病気の1つでしょう。

最悪失明してしまう病気であり、

発症した場合完治するには、禁煙するしかないと言われているほど煙草と因果関係が強い病気です。

もし気になるのであれば、禁煙をお勧め致します。

 

緑内障

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

40代以上の日本人の20人に1人はかかる病気であり、決して珍しくはありません。

誰にでもかかりうる病気です。

緑内障とは一言で言うと、「見える範囲が狭くなる」

という病気です。

いきなり全体的に見える範囲が狭く鳴ったりはせず、徐々に狭くなっていく病気です。

そのため異変に気付かずに放置してしまい、自覚症状が乏しい患者さんは、そのまま失明する人も少なくないのです。

 

緑内障の原因。それは眼圧が握っています。

眼圧とは、いわゆる「目の硬さ」のことです。

眼圧が高くなる原因は様々ありますが、1つの要因が血流と言われています。

目には大量の血流が流れており、その血流から酸素や栄養分を供給しています。

しかしそこに何等かの原因が生じると、血流が滞り、十分な酸素や栄養分を供給出来なくなってしまいます。

すると目の血流はなんとかして、血液の流れを正常に戻そうとする役割があります。

その時、眼圧が高くなってしまうのです。

 

長時間のゲームやパソコンなども要因の一つですが、喫煙を大きな要因の一つです。

 

目の周りには大量の毛細血管が通っています。

煙草のニコチンには血管収縮作用があるので、毛細血管など速攻で、かつ長時間血流を滞らせる原因になります。

そのため、眼には酸素も栄養分も届かない状態になってしまいます。

煙草を吸うことで緑内障の発症率を上げる確率も、スピードも格段に上昇させてしまうのです。

 

まとめ

  • 煙草は眼にも甚大な被害を与えている。
  • ドライアイ・加齢黄斑変性症・緑内障 という3つの病気のリスクを上げている。
  • その眼精疲労は、煙草が原因かもしれない。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。