風邪をひくとなぜ煙草が不味い?不味い理由と、風邪の日に吸わないほうが良い理由

風邪をひいても煙草を吸う派ですか?

それとも風邪をひいたら煙草は吸わない派ですか?

以前喫煙者だった私は、ひいても吸う派でした。

なぜなら、ガッチガチのニコチン依存症でしたから(笑)

風邪をひこうが、明日死のうがなんだろうが、何があっても煙草は吸っていました。

 

皆さんは、どちら派でしょうか?

 

ふと思ったのですが、風邪は病気ですよね。

そんな病気を患っている状態で、煙草を吸うと身体にどのような影響が出るのか?

考察していきましょう。

そもそも風邪とはどのような病気か?

そもそも風邪とはどのような病気かご存知でしょうか。

まずは、風邪というメカニズムについてご紹介致します。

 

風邪とはどのような病気か。

風邪の正式名称は、「風邪症候群」と言います。

風邪は、「外部から侵入したウイルス」をやっつけようとして、

体の免疫細胞が活発に動き出すことによって引き起こされる病気です。

体の中にウイルスが入ると、免疫細胞がウイルスをやっつけようとしてウイルスに攻撃します。

その情報を受け取った脳が「発熱せよ!!」と全細胞に命令を出します。

そのため我々は風邪をひくと、熱を作ろうと筋肉がブルブルと震えだしたり

平均体温ではウイルスを殺せないため、寒気や悪寒を感じさせて体を温めよと指令を出すのです。

脳はウイルスは熱に弱い。

ということを知っているので、こういった防御反応が出るのです。

 

では、このような状態で煙草を吸うとどのような影響が出るのか?

見ていきましょう。

 

風邪をひいた状態で煙草を吸うとどのような影響が出る?

 

その1 煙草が死ぬほど不味く感じるようになる。

風邪の日に煙草を吸わない派の人は、これが9割の理由だと思います。(笑)

風邪をひいている状態で煙草を吸うと、とても不味く感じますよね。

ところで、なぜ不味く感じるのでしょうか?

それは、「鼻」に原因があるのです。

嗅覚と味覚は密接な関係で繋がっている!

食べ物を食べたとき、脳は沢山の情報を受け取って味覚を感知するように出来ています。

食べ物を食べると、脳に沢山の情報が入ります。食べたものの「味」を始め

    • 食感
    • 温度
    • 舌触り
    • 視覚情報(食べる物を見た時の情報)

といった情報を受け取っています。

そしてもう一つ…正常な味覚を受け取るために重要な器官があります。

それが「鼻」です。

「鼻」は食べ物の臭いを感知しており、味覚に絶大な影響を与えています。

かき氷のシロップが、「全て同じ味」という話を聞いたことがありますか?

メロン・イチゴ・レモンなどありますが…

色と臭いが違うだけであって味は全て同じなんです。

それでもメロンの味がしたりイチゴの味がしたりしたのは、「嗅覚」が働いているからです。

それくらい、嗅覚は味覚に影響しているのです。

 

それでは本題に戻りましょう。

風邪をひいていると、「鼻づまり」「鼻水」を引き起こしますよね。

鼻づまりや鼻水を引き起こしていると、臭いを感知出来なくなります。

つまり、嗅覚がほとんど機能していない状態なのです!

 

この状態で煙草を吸うともちろん、煙草の臭いを感知出来なくなるため、

脳が「なんか足りなくない?」と混乱状態になり、煙草が不味く感じてしまうのです。

ましてや、煙草は煙です。煙の味なんて不味くて当然です。

今現在煙草を吸っている方は、鼻を摘まんで煙草を吸ってみましょう。

死ぬほど不味く感じられますよ。

 

その2 風邪の症状が長引き、完治に時間がかかるようになる。

なぜ煙草を吸うと、風邪の症状が長引いてしまうのか?

理由は沢山ありますので、それぞれ簡単に解説していきます。

 

体内にニコチンが入ると、熱が出来なくなる。

先ほどご紹介したとおり、風邪をひいている状態は熱を作ろうとしているため、

血管が拡張している状態下にあります。

血管が拡張すると血流が良くなり、皮膚が温められます。

熱を作るためには血管の拡張が必要不可欠です。

 

煙草のニコチンには、血管収縮作用があります。

血管が収縮してしまうと、上手に熱が作れなくなってしまいます。

そのためウイルスを殺すのに時間がかかってしまい、長引いてしまう結果に繋がるのです。

 

煙草の有害物質にも、免疫が働いてるため

煙草を吸っても、すぐに病気にならないのはなぜでしょうか?

それは、免疫が働いてくれているからなんです。

免疫が煙草を吸うことによって起きる身体へのダメージを軽減し、そのほとんど無害化させているからなのです。

そのため、すぐに病気にならないのです。

 

では…風邪をひいている状態で煙草を吸うと、どうなるでしょうか?

本来風邪のために働いてくれている免疫細胞が、煙草の方にも使われてしまいます。

そうなると、風邪のために働いてくれる免疫細胞が少なくなってしまいます!

そのため、風邪が治りにくくなるのです。

 

気管支や肺に存在する「線毛」の働きが弱まるため。

線毛とは、糸状の形をした突起細胞のことを指します。

線毛の働きはウイルスをキャッチし、外に排出させる役割があります。

こちらの画像をご覧ください。

線毛は鼻水や唾液などと言った粘液と一緒に、絡んだウイルスを運び体外に排出しています。

しかしこちらをご覧ください。

左側は健常な線毛画像です。 右側は、煙草の煙を注入した線毛です。

左側は見ての通り、びっしりと1本1本が立っています。

しかし右側はどうでしょうか?

部分的に弱っている線毛が何個も見受けられますね。

これでは、上手にウイルスを排出することが出来なくなってしまいます。

そのため、風邪が長引いてしまう原因の1つになっているのです。

 

まとめ

  • 風邪を引いた時、煙草が不味く感じる理由は、「嗅覚」が働いていないから。
  • 風邪を引いた状態で煙草を吸うと、長引き完治に時間がかかってしまう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。