喫煙によって引き起こされる脳卒中リスクについて解説してみる。

人間にとって、失ったら終わり!一番大切な器官はどこか?

と問われたら、どんな答えを出したいでしょうか。

肺や腸、耳や目と言いたいところですが、もっと大切な器官があります。

 

それは、「脳」です。

人間にとって、脳は命のようなものです。

脳はどのような役割を持っているか?以下の通りです。

  • 記憶
  • 思考・信念
  • 判断
  • 情報の処理
  • 行動
  • 気分

といった精神的な感情は全て脳でコントロールしています。

※当たり前ですが煙草が吸いたいという感情も、「脳」が司っています。

精神的な感情だけではなく

  • 手や足の動作
  • 味覚
  • 痛みや痒み

などといった肉体的な感情も併せ持っています。

特に手や足の動作は重要であり、脳に少しダメージを受けただけで体が麻痺してしまい

下半身不随などといった、最悪動けない体になってしまいます。

 

脳が無ければ体が動かせないのはもちろん、感情を持つことも出来ないいわゆる

植物状態となります。

欧米をはじめとする海外では「脳死」と言われる、「脳が死んだらその人は死んだも同然である」

と考えられるのが一般的です。

そのため脳は人間だけではなく、脳を持つ生物にとって一番大切な器官と言えるでしょう。

 

そんな一番大切な器官である「脳」ですが、喫煙によってどのような病気が引き起こされるのか?

 

煙草によって引き起こされる脳卒中の病気3選

 

脳卒中

一度は聞いたことがある病気かと思います。

脳卒中とは、「脳の血管が詰まったり破れ流血する病気の総称のことです。

血管が詰まったり、破れたりするのは血栓が原因です。

 

血栓とは何等かの理由で血液が凝固してしまったり、滞ったりすると一定時間の間ですが血栓が出来ます。

健康体であれば、血栓はタンパク質のプラスミンという成分のおかげで速攻で溶解してくれるのですが

  • 動脈硬化(血管がガチガチに固いため)
  • 運動不足
  • 自律神経の不調

などが原因により、完全に溶かしきるには時間を要する場合があります。

もし速攻で溶かせきれなかった場合、血栓はそのままの形で体内を駆け巡ります。

そしてそのまま脳の血管に達した時、血栓が詰まり脳卒中という結果になります。

 

脳卒中には大きく分けて3つに分かれます。

どれも有名な病気ですので、一度は耳にしたことがあるでしょう。

 

脳梗塞

脳梗塞とは脳の血管などに血栓が詰まり、血流が滞ったときに発症する病気です。

いきなり突然死!

というイメージが非常に強いですが、実は稀なケースをご存知でしょうか。

運動麻痺系が多いですが、これといって何気ない症状ですよね。

脳梗塞の怖い所はこれらの何気ない症状をほっておくと、突然死になる可能性が高くなります。

脳梗塞は煙草を吸わない人と比べ、2~3倍高くなります。

 

くも膜下出血

人間の頭は外側から見て

髪→頭蓋骨→脳幹を守る固い膜→くも膜→くも膜下→大脳

という風になっています。

この赤文字の部分に、くも膜下という部分が存在します。

脳の大きく太い血管が破れてしまい、くも膜下に血液が流れだす病気です。

くも膜下出血の怖い所は、一言でいうと絶望的な病気だからです。

なんと突然死の確率が50%と非常に高く、仮に助かった場合でも処置が遅かった場合

再出血+後遺症という救いようのない病気だからです。

最近の研究では初期症状がはっきり分かってきたようです。

初期症状で防げるとしても、防ぐことが重要です。

くも膜下出血は、煙草を吸わない人に比べ、2.2~3.6倍高くなります。

 

脳出血

脳出血とは名前の通り、脳の血管が破れて出血する病気です。

流血した血が脳細胞を圧迫し、強烈な頭痛を伴います。

また脳細胞を圧迫するため脳細胞は死んでしまい、後遺症リスクが非常に高くなります。

 

くも膜下出血との違いは、出血する部位です。

脳出血は煙草を吸わない人に比べ、2~3倍高くなっています。

 

脳卒中系の病気は、後遺症リスクが恐ろしい

これら3つの病気に深く関係するのは、後遺症リスクがあるということです。

こちらの画像をご覧ください。

どれか1つでも後遺症が残ったらと思うと、恐ろしいですよね。

特に、運動麻痺・構音障害・失言

この3つは特に怖いですよね。

  • 体を思うように動かせない。
  • 自分の言いたい言葉が言えない・言葉にできない。

 

もはや、生きる希望すらも失うようなものです。

これらの症状を起こさないように・・・このような後遺症と歩む人生を送らないために・・・

禁煙、考えてみませんか?

 

まとめ

  • 喫煙は血管を固くさせる動脈硬化を引き起こすため、脳卒中リスクが高まる。
  • 脳卒中系の病気の恐ろしいところは、体と脳に後遺症を残すこと。
  • 吸わない人に比べ、吸う人は2~3倍以上もリスクが高まる。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。